結論から言うと、辞めるのが手っ取り早いのかなと思います。
ホットラインに相談するのは駄目?
期間工を募集している企業の殆どは大手の製造メーカーなので労働問題を取り扱う相談窓口があります。
大抵は入職時にホットラインや外部通報先などを教えてもらったかと思います。職場によっては連絡先の書かれたカードが配布されることもあるようですね。
この窓口に通報するのはもちろん構いません。
ただ通報にはそれなりに精神を消耗してしまうことを覚悟しておいたほうがよいです。
基本的には両者の声を聞いてもらえるが…
自分だけの主張を聞いてもらえることはなく、相手の言い分も聞きます。
ただしこれ自体は仕方のないことです。被害者だけの声をまかり通れば冤罪を生んでしまうことにもなりますからね。
ですがこれは被害者側には不利と受け取ることもできます。
受けたパワハラの内容にもよりますが、例えば人格否定をされたとして、実際に言われたか言われてないのか第三者に判断するのは録音でもない限り難しいです。
ですから、ホットラインに通報しても有耶無耶になってしまうことが少なくない……というのはよく言われる話ですね。
綺麗事だけじゃうまくいかない世界です。。。
正社員の味方になることも少なくない
実際のところ、正社員を守ろうとする会社は珍しくありません。
録音データなど明確な証拠を提示できない限り、有耶無耶にされてしまいます。
有耶無耶にされるということは事実上、自称被害者が虚偽の申告をしているという扱いを受けることになり、様々な理由をつけて契約更新が打ち切られることがあります。
こういう理不尽と戦っていく強さが無ければ、ホットラインに通報するのはやめたほうが良いと思います。あくまで個人の意見ですが。
良くも悪くも社員は信用しすぎないこと!
私もリーダーにいびられていたことがありまます。
パワハラではありませんが、「作業が遅いからサボっているのかと思ったわ(笑)」的なことをからかって言われたって感じですね。からかわれてるってところがポイントかなぁ。
別に私は遅ければ説教されても良いと思っているのですが、説教はしてこない。
怒られるわけではなく、からかわれる……というかサボっているのかと疑われる。
作業が遅いという事実を説教されるのは当然のことだと思いますが、疑ってからかわれるというのがなんとも腹がたった。
ちょうど同じ頃に職場長が「誰かに嫌なことを言われた経験はありませんか?」と職場の方全員に声をかけて聞いて回っていました。
私は職場長をすごく信用していたので、リーダーに言われたことを言おうか迷いましたが、結局は言いませんでしたね。
当時は信用していましたし、辞めた今でも信用も尊敬もしている方です。ただ、言わなかったことは今でも正解だったかなとは思うかな。
当然、事実確認はするだろうし、場合によっては三者で話し合いとかがあるかもしれません。
からかわれたことは確かに腹が立ったし今でも根に持っていることですが(笑)、それでもパワハラと比べると些細な問題です。
リーダーからの印象が悪くなって最悪の場合、勤務態度云々で契約更新ができないほうがデメリットだと思ったので、言いませんでした。
また私自身、手は抜いていませんがミスも多くてそのリーダーに迷惑をかけていた分、恩もあったので、言いづらかった部分があるというのも理由です。
結局、契約更新は私自身がしないと申し出て、退職しました。
期間工でも派遣工でも辞めるのが手っ取り早いし王道!
ホットラインに相談してパワハラ上司が異動になるのが一番の理想ですが、現実はそこまで甘くありません。
指導役の上司を失うことは職場にとっても生産活動に大きく影響するので、非正規が一人いなくなる方が当然影響が少ない。
だからいろんな理由をつけて非正規を切るほうが職場にとっては物事が円滑に進むんですよねぇ……。
辞めるも辞めさせられるも結果は一緒なので、それなら辞めるほうがまだ比較的良い気がします。
まぁ辞めさせられると決まったわけではありませんが、辞めやすいというのが非正規のメリットだと思うので、活用するのはアリだと思います。
人間関係だけでなく、きつい行程に配属されていたのなら尚更ガチャを回し直すという意味でも、新しい職場で働くことをおすすめしたいですね(笑)