以前も記事を書きましたが、
期間工は発達障害でも十分働けると思いますね。
むしろ他の仕事のほうが難易度高くない?
言い方は悪いかもしれませんが、実際のところ頭脳労働が出来ないからこそ期間工を選んでいるのでは?
頭脳労働が出来ない場合、期間工以外の選択肢はコールセンターや接客業、清掃業、介護職など結構限られてしまいます。
ですが、これらは臨機応変さが求められる職業ですから、ADHDやASDなど発達障害持ちには厳しいと思うんですよね。
私自身、昔は飲食店で正社員をしていましたが、その時はクレーム対応や店の数字を追ったり、年下のアルバイトさんとのコミュニケーションなど非常に苦労しました。
期間工は管理する側ではなく管理される側なので、そういった意味でも精神的負担、肉体的な負担も実際に非常に軽いです。
期間工は決められた作業をこなす
もちろん製造するワークのグレードや仕様の違いによって異なりますから、毎回同じ部品を取り付けるわけではありません。
それでも基本的には指示書に書いてある部品を取り付けるという流れが決まっている作業なので、一度慣れてしまったら後はその通りこなすだけの作業です。
組み立てなどは特に臨機応変さは求められていないので、比較的やりやすい分類の仕事だと思います。
期間工にも臨機応変が求められる工程はある
でも、私は物流工程に配属されたとき、全然出来ませんでしたね。
部品棚に部品を供給する作業です。供給するラインの場所やルートこそ同じですが、供給する部品は毎回違います。
供給する部品を見て覚えて、自分の頭でどこから供給すれば効率が良いのか考えなくてはいけないんですね。
供給車(エレカやタグノバ)は台車を連結した状態ではバック(後退)出来ないので、供給すべき部品棚を通り越してしまうと少々厄介です。
部品が少なければ手で持って急げばよいですが、部品が多ければ台車を外して手押しで戻らなければいけません。
これが厄介なので、頭の中で順序立てることが本当に重要です!
しかし、私にはこれがどうも苦手でした。指示書があってそれ通りに部品を取り付ける仕事のほうが向いていましたね。
基本的に組立作業は配属ガチャが外れなんて言われます。確かに手の動きが遅いとついていけないので手先の器用さは求められますが、手癖というものはあるので、一度定着したら、それ通りに手は無意識でも動いてくれるものですよ。
無理なことは無理だと諦めることも大事かも
組立作業のほうが向いていたと言うものの、それは供給作業と比較した相対的な話であって、実際は向いていたと言えるほど手は早くありませんでした(笑)
つまり何をやっても、何をやらせてもダメ人間……
まあそれは間違いないのですが、私が組立作業をやっていたとき、正社員の方に作業を見せてもらいながら覚えましたが、その方でもついていけてませんでした。
というのも、誰がやっても無理ゲーなタクトタイムの場合もある、ということです!
正社員を目指しているならば頑張ったほうが良い場合もありますが、特にそういう希望がない場合は無理をして気を病む必要はないと思いますよ。